平成29年12月18日(月)
全校生徒を興学館に集めて、交通安全教室を開催しました。
本年は、昨年10月に息子さんを交通事故で失った、則竹崇智さんを招いて
「ながらスマホ」の危険性など、被害者の立場からの切実な声を聞かせて
いただきました。
生徒たちも、いつも以上に真剣に聞き入っていました。
今日の則竹先生の話を聞いて、自分はこの事件のニュースを家で見ていた
時は「この運転手バカだなぁ」などと思っていたけど、今日の話を聞くまで
は被害者側の気持ちは考えたことがなかったことに気づかされました。
実際にたくさんの話を聞いて、まるで自分のことのようにものすごく心が
苦しくなりました。これがもし自分の家族や友人、彼女がこのような事故に
巻き込まれたらと想像したらとてもゾッとしました。
これから自分が車を運転するようになったら、今日聞いたことを思い出して、
危険な運転は絶対しないように気をつけます。(3年男子)
今日の話を聞けて、すごく自分のためになったので聞けて良かったです。
私は自動車の免許を取って1年になりました。だいぶ車の運転にも慣れて
きたので、あと少し遅れていたら事故にあっていただろうなぁ、と思うこと
も何度か思い出せます。自転車が飛び出してきて、危ないなぁと思うことは
ありますが、自分が気をつけているだけで事故は減ると思うので、これから
今までよりも気をつけたいです。(4年女子)
まず、お話を聞く前に則竹先生の顔を見て目頭が熱くなってしまいました。
机に置かれた記事に写っていた息子さんにあまりにも似ていて・・・。
自分には想像もできないと思いました。母が、兄が、妹が、父が突然いなく
なったらなんて。それでも先生のお話を聞いて、自分に対する怒りや加害者
への怒り、息子さんへの愛情など沢山伝わってきて、胸が締めつけられました。
私も運転する立場として、今以上に注意していきたいと思いました。(1年女子)
全員の感想は載せられませんが、生徒一人一人が則竹先生の話を真剣に受け止めた
ことが伝わる感想でした。